美容的な問題だけでなく、授乳や乳腺炎などにも影響を及ぼしますので、早めの治療を。
陥没乳頭とは
乳頭(乳首)が突出せず、乳輪より奥に引き込まれている状態を陥没乳頭といいます。
原因としては、何らかの理由で乳頭を支える筋繊維組織が未発達だったり、母乳を乳頭に運ぶ乳管が他の器官に比べ、成長しきれなくなったことで陥没乳頭になります。
これは乳房が発達するにつれ明らかになっていき、刺激を与えたり、乳頭を引っ張ると出てくるものが仮性陥没乳頭(軽度)、乳頭を引っ張り出せないものは真性陥没乳頭(重度)になります。
当院では、乳管を温存する(母乳機能を保つ)ため、乳管を切断せずに伸ばすことで陥没乳頭を改善する治療を行っています。
このような方におすすめ
- 乳首が凹んでいる
- 授乳への影響が心配
- 陥没した乳首がコンプレックス
- 乳頭に痛みやかゆみがある
手術方法
陥没している乳頭を引っ張り出し、乳頭を傷つけないよう表面にメスを入れ、周辺組織から剥離。陥没の癖を取り除き、縫合して固定し、再陥没を防ぎます。乳管を引き剥がす際は、可能な限り乳管を保存して術後、授乳に対応できるように治療しております。
また、乳頭の中心に傷跡がつきますが時間とともに、目立ちにくくなります。
陥没乳頭手術の特徴
授乳に影響がありません
乳管を温存しますので授乳に影響を与えません。
傷跡が目立ちにくい
小さい切開ですので、傷跡はほとんどわからなくなります。
料金
陥没乳頭 | 軽度 | 275,000円 |
---|---|---|
重度 | 330,000円 |
※価格は全て税込表示になります。