二の腕のざらつきやぶつぶつは改善できます
毛孔性苔癬とは
二の腕や背中、太ももなどにできる“ぶつぶつ・ザラつき”は、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)と呼ばれる皮膚の状態です。見た目の特徴から「二の腕のぶつぶつ」や「サメ肌」とも言われ、多くの方が思春期から成人にかけて悩まされています。
毛孔性苔癬は、毛穴の出口が角質によってふさがれ、古い角質が毛穴にたまることで発生します。角質の代謝異常や遺伝的な体質が大きく関与しており、乾燥肌やホルモンバランスの影響によって悪化することもあります。
放置すると赤みや色素沈着が残りやすく、肌のザラつきがさらに目立つようになるため、自然に改善することはほとんどありません。保湿やスクラブなどのセルフケアには限界があり、医療的な治療で皮膚を再生し、正常な組織に整えていくことが効果的です。
このような方におすすめ
- 二の腕や背中のざらつきやぶつぶつが気になる方
- 痒みや痛みのない小さなぶつぶつがある方
- 左右で同じ部位にぶつぶつがある方
- 毛孔性苔癬を改善させたい方
毛孔性苔癬の治療方法
当院では、サリチル酸マクロゴールピーリングとフラクショナルレーザーを組み合わせ、毛孔性苔癬部位の角質除去と肌の再生を同時に行う効果的なアプローチで治療を行っています。ピーリングで毛穴の詰まりを溶かし、フラクショナルレーザーで肌の細胞を入れ替えることで、肌のざらつきや色素沈着の改善が期待できます。
サリチル酸マクロゴールピーリング
サリチル酸マクロゴールピーリングは、古い角質をやさしく取り除き、毛穴の詰まりを改善するピーリング治療です。刺激が少なく安全性が高いため、毛孔性苔癬による二の腕や背中の、ざらつきやぶつぶつにも適しており、なめらかな肌へ導きます。
フラクショナルレーザー
当院の肩ボトックス注射では、韓国メディトックス社製のニューロノックスを使用しています。ニューロノックスは、アラガン社製の「ボトックス」のジェネリック医薬品にあたります。韓国の政府機関KFDA(韓国食品医薬品安全庁)に承認されており、効果や濃度は「ボトックス」と同等ですので、全世界や日本国内でも豊富な使用実績があり、効果と安全性も高い製剤になります。
毛孔性苔癬治療の特徴
ピーリングとレーザーの相乗効果により、単独治療よりも短期間で効果を実感。
肌のターンオーバーが整いますので、皮膚表面が柔らかくつるんとした状態に。
角質ケアだけでなく、肌再生によるハリ・ツヤアップ、黒ずみケアも行えます。
施術について
| 所要時間 | 約60~90分 |
|---|---|
| 施術回数 | 月に1回の間隔(状態により異なります) |
| 痛み | 麻酔クリームを使用しますが、レーザー照射時に多少痛みはあります。 |
| ダウンタイム | レーザー照射後に赤みが出ますが、1~2週間程で改善します。 |
| アフターケア | 保湿(施術後2~3日は特に乾燥気味になります) |
| 注意事項 | 患部は6時間後からシャワー可能です。 保湿、紫外線予防をしっかり行ってください。 |
料金
| 各部位 二の腕 / 背中半分 / 臀部 / 大腿 |
初回お試し | 88,000円 |
|---|---|---|
| 1回 | 110,000円 | |
| 3回 | 297,000円 | |
| 5回 | 440,000円 |
※麻酔クリーム1回5,500円が別途必要です。
※価格は全て税込表示になります。
よくある質問
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毛孔性苔癬は治りますか?
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毛孔性苔癬を完全に治すことは難しいですが、適切な治療で症状を大幅に改善することは可能です。ピーリングとレーザー治療を組み合わせることで、肌のザラつきや赤みを目立たなくすることができます。
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治療はどれくらいの期間がかかりますか?
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治療効果は個人差がありますが、一般的には1ヶ月に1回の施術を5回以上続けることで改善が期待できます。
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治療中に痛みやダウンタイムはありますか?
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ピーリング中は特に痛みはありません。その後、麻酔クリームを塗布し、レーザーを照射します。麻酔が効いていても、多少レーザー照射のチクチクといた痛みはありますが、我慢できる程度です。