柿原医師

最近ヒアルロン酸注入について思っていること

こんにちは。院長の柿原です。

こんにちは。院長の柿原です。
今回は個人的な話をさせてもらいます。

現在、とある世界的大手美容企業が提供する、世界標準のヒアルロン酸注入トレーニングを受けています。現在進行形で、毎回新しい気づきがあります。今回はそこで学んでいることと、それによって自分の注入がどう変わってきたか、何を今思っているかをお伝えしたいと思います。

ヒアルロン酸注入

これまでの注入と、世界標準の注入の違い

僕が初めてヒアルロン酸注入について習ったのは、入職当初、当時の技術指導医からでした。
本当に様々なことを指導していただき、学ばせてもらいました。そこからスタートし、多くの方の様々な部位に注入を行ってきました。それなりの経験を積んできたつもりでしたが、今回のトレーニングで注入の技術以上に大切なことがあると気づかされています。

それは「なぜその部位に注入するのか」という評価の部分です。

とある方がほうれい線が気になる、と来院されたとします。以前の僕はほうれい線に直接ヒアルロン酸を注入して、それで終わりにしていました。気になっている場所に直接打てば改善する、という考え方です。たしかにそれでほうれい線は改善し、みなさんとても満足してくださいます。今でもそうすることはありますが、少し変わってきたことも事実です。

そもそも、なぜほうれい線は深くなるのでしょうか。なぜ口元のたるみは年々増してくるのでしょうか。

最近の僕は、ほうれい線が「なぜ」できているのかを考え、評価するようにしています。加齢とともに顔の骨は少しずつ吸収されて委縮していきます。それと同時に顔の脂肪も痩せていきます。骨や脂肪という「土台」が減少することで、その上にある皮膚がたるみ、ほうれい線やたるみとして現れてくるのです。「急にそこに現れる」というより、加齢の結果として「上から下へ垂れてくる」、という表現の方が近いかもしれません。

この仕組みを理解すると、ほうれい線に直接注入するだけでは根本的な解決にはならないことがわかります。土台が崩れたまま表面だけ直しても、自然な仕上がりにはなりません。正面から見るとほうれい線は薄くなっていますが、横から見るとほうれい線の横のお肉や口元のぽにょは残ったままです。

では、どうすればいいのか。

土台が減った結果として下垂が起きているのであれば、その土台を補ってあげることで自然とリフトアップできるのではないか。事実、それは可能です。

加齢のメカニズムに沿った注入
それが現在の世界標準のヒアルロン酸注入の基本的な考え方です。

例えばほうれい線の注入であれば、まずは骨や脂肪が委縮した部分にヒアルロン酸を注入して土台を整えます。その上で必要であればほうれい線にも注入する、という順番で行います。そうすることで、ほうれい線に直接注入するよりも自然な感じでほうれい線を改善することができます。
例えるならば、これまでは雨漏りに対して床にバケツを置いて床が濡れるのを防ぐように、対症療法を行っていました。現在は雨漏りに対して屋根を修理するように、加齢のメカニズムに沿った根本的な治療をしている、という感覚です。

リフトアップへの効果が特に実感できる

この加齢のメカニズムに沿ったアプローチが特に有効なのが、リフトアップです。

顔のたるみは、骨や脂肪の減少による「土台の喪失」が大きな原因の一つです。失われた土台をヒアルロン酸で補うことで、顔全体を自然に引き上げることができます。ただ膨らませているのではありません。本来あるべき位置・形に戻しているのです。
この方法で注入した方の変化を見ると、仕上がりの「自然さ感」が以前とは全然違うと感じます。「注入した感じがない」「何をしたかわからないけど、なんか若返った感じがする」という反応をいただくことが増えてきました。この、「なんかわからないけど」という反応が、ぼくとしてはとてもグッドでナイスだと思います。

あまり言いたくないこと

現在、注入のトレーニング以外にも積極的に取り組んでいることがあります。それは他の医師が参加するセミナーへの参加です。

セミナーでは最新の知見が得られるのはもちろんですが、それ以上に、他の医師が何を考えどのように治療しているかを学ぶことができます。「ヒアルロン酸注入の仕上がり」、つまり注入前後の写真を見て「きれいになってるな」と誰が見ても思える結果は大事なことです。ただ最近はそれ以上に、「患者さんの顔を見てその注入に至った思考、そしてそれをどうヒアルロン酸で再現するか」という評価ができることが、非常に難しいけどめちゃくちゃ大事なことだと感じています。

今回のトレーニングでは、M先生の指導のおかげで「評価」というこれまで自分に不足していた力が少しずつついてきていることを実感しています。また、セミナーへの参加を通じて、これまで自己評価しかできなかった自分の立ち位置を、いい意味で客観的に見定めることができました。これも大きな収穫かもしれません。M先生、毎回本当にありがとうございます。

「患者さんの顔のどこが、なぜ変化しているのかを判断し、その方が希望する顔になるためにどこに何をすべきかを設計する力」、これは本当に大事な能力です。トレーニングではこのフィードバックを毎回いただいており、実際に身についていることも実感しています。

そして皆さまには誠に申し訳ありませんが、まだ学んでいる途中です。おそらくトレーニングが終了しても、学び続けることは終わらないと思っています。
「完璧になってから皆さまに提供する」ではなく、「常に今の完璧を提供し続ける」という姿勢で取り組んでいます。世界標準の注入を鹿児島で受けていただけるよう、これからも技術を磨いていきます。

当院のヒアルロン酸注入でできること

基本的な注入部位はすべて当院で受けていただけます。
顔の部位では、ほうれい線・頬・こめかみ・顎・唇・涙袋・鼻など。もちろんリフトアップ目的の注入にも対応しています。

また、ヒアルロン酸注入は顔だけでなく、様々な部位に対応しています。
特殊な部位では、豊胸・お尻・上腕・鎖骨なども対応しています。
鎖骨に注入すればきれいなデコルテになりますし、韓国女優のようなきれいな肩をヒアルロン酸で再現することもできます。お尻に注入して足を長く見せることもできますし、さらに筋肉ムキムキの上腕二頭筋にすることだってできます(笑)

「ヒアルロン酸でこんな部位もできるの?」と思われる方も多いですが、ご相談いただければまずカウンセリングで説明させていただきます。

よくある質問Q&A

ヒアルロン酸注入はどのくらい持ちますか?

部位や製剤、個人差によって異なりますが、一般的に6ヶ月〜2年程度です。

注入後すぐに効果が出ますか?

はい、注入直後から変化を実感いただけることがほとんどです。ただし腫れが落ち着いた1〜2週間後が本来の仕上がりです。

不自然な仕上がりにならないですか?

どこに何を注入するか、で仕上がりが変わります。当院では骨や脂肪の委縮を評価した上で土台から整える注入を行い、自然な仕上がりを目指しています。

豊胸・お尻などの体へのヒアルロン酸注入も相談できますか?

はい、対応しています。まずはカウンセリングにお越しください。

ヒアルロン酸注入を検討している方へ

「ほうれい線が気になる」「顔がたるんできた」「自然な若返りをしたい」という方、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。皆さまに合った注入をご提案させていただきます。

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